入学試験を実施する目的 ある学校に入学できる定員が制限されており、かつその学校の入学志願者が定員より多い場合、定員分だけを選抜するために行なわれる場合が多い。もっとも、志願者が定員に達していなくても、志願者のレベルによる選抜を行うために実施されることもある。これは定員内不合格と呼ばれ、生徒の学力水準を維持し、学力偏差値の下落を防ぐなどの効果がある一方、最も偏差値が低いレベルの定員割れ校(いわゆる底辺校)でも実施されると、特に知的障害者の全日制普通高校入学が困難になるとして問題になっている(地域によっては各種の事情により養護学校高等部にも入学できない場合がある)。なお定員内不合格を実施するかは都道府県によって異なる。 前述のような定員分だけ選抜する試験では、俗に「落とすための試験」であると言われる。 受験生 入学試験での合格に向けた学力向上などの準備には、最低でも数ヶ月をかけるのが通例であるが、上級学校などへ進学するために、合格を目標にして準備をしている人を「受験生」という。学校の最高学年に在籍中の受験生は「現役生」といわれ、すでに学校を卒業した受験生は「過年度生」といわれる。また過年度生のうち、受験で不合格になったまま卒業し、翌年の合格を目指してもう1年の準備を続けている受験生は「既卒生」または「浪人生」といわれる。大学受験においてはほとんど影響は無いが、高校受験においては過年度生は現役生と違い各種の制約がある場合が多いが、これは当該記事に詳述されている。 また、一旦合格して進学したが、別の学校への入学を目指す場合もある。これは「再入学」「仮面浪人」「再受験」などといわれる。これらも過年度生の一種であるが、「再受験」は通常の過年度生のことも指したり、「再入学」は同種学校の既卒者の入学のことも指したりするため、用法は一定していない。また、昨今は「仮面浪人」という呼称はあまり使われない[要出典]。 進学競争の過熱を戦争になぞらえて「受験戦争」と呼ぶことがあるが、これにあわせて「受験戦士」と表現されることもある。また「お受験」という場合は、主に保護者による積極的関与がある小学校くらいまでの低年齢の受験を指すとされる。       

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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